カウンセリングを経るにしろ、そうでないにいしろ、人格的に成長する人は、人生のある段階で、それまでの規範やしつけ、あるいは世間体や学歴意識などといったものを手放して「自由」になります。

そして、何ものにも囚われない自分だけの世界が目の前に広大に広がっていることを感じ、自由を実感します。

さらに、自由のままに生きることを選択した途端に、「何か」が心の底から浮き上がってくるのを感じると思います。私はそれこそが「自由」＝「自らの」「由」、すなわち自分が存在するところの意味合いのようなもの、つまり本当の自分の姿や天命などであると考えています。