身体を温める
身体を温めるとうつの症状が喪失する。
そんな話を聞いたことはありますし、
でも、人間は良かれ悪しかれ、言葉やイメージで思考したり、
それをサポートすることこそ、
そういうココロやアタマの働きを度外視して、カラダのみに、
両輪ではじめて相互に良い効果がでるのではないか。
私は漠然とそう思っていました。
この考えは基本的に変わらないのですが、
昨日は寒かったものですから、「ああ温泉にでもつかりたいな」
身体を温めることは、胎児の時に戻ることではないか?
人間は、
その能力と言ってもいいパーソナリティを活かしたり、
野口整体を創始した野口晴哉は、こう言っています。
「育児の急処は、胎児の時期にある。
人間の本来もっている力とは、
自分の嫌だと思っている性質でさえ、
(「育児の本」野口晴哉著 全生社)
つまり、胎児の時にその人の核は出来上がっている。
しかし、誕生した直後から、不幸にも、
そして、長年そんな状態におかれた人はうつになったりする。
そんな時、胎内を思わせる環境、温泉に限らず、暖かい太陽の下、
おそらく、胎内と同様に温かみを感じる環境で、それこそ本能が、
その時、意識(アタマ)では気づいていなくても、
だから(理由がわからなくても)うつ症状が軽減する、
そんなことかもしれません。
この時ココロがどんな状態か?がポイントですが、
そうだとすると、身体を温めることは、
2016年2月25日
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