うつからのメッセージ−無為のとき

無為のとき

ノラ猫などを見ていると、

日向で年中ぼーっとしていることが多いですよね。

それに加えて食う寝る遊ぶ・・・、

それ以外のことはしていないように見えます。

 

もちろん食べ物を得る為に活動はしていると思うのですが、ぼーっとする&食う寝る遊ぶをMAXにして、それ以外はミニマムにしていると想像します。

 

人間も動物なので、根本的なベースはそれでいいと私は思っています、本当に。

 

スケジュールを埋める必要はなし、

人間的に成長する必要もなし、

食うに困らないだけのお金があればいい、

病気になったらカラダが勝手に治ってくれる、

 

そんなところで十分という気がします。

 

もし、どうしても、ぼーっとしてても、やりたいことがあるなら、やればいいと思います。

何故かは分かりませんが、そういう人間もいますから。

 

でも、やりたいことがあるべきだ、仕事は生き甲斐だ、充実した人生を、とか妙な理屈をくっつけられて、気負って生きだすと、途端に毎日が窮屈になる。

 

そんな人は、昼間公園でビールでも飲みながら、あるいは夜テレビなんか見てないで、安ウィスキーやチョコレートでも飲み食いしながら、猫みたいに何時間でもぼーーっとしているといいと思うんです。

「これが当たり前なんだ、この時間の為に仕方なく仕事するんだ」とか思いながら。

 

人間本来の自由な人生のひとときだと思います。


2016年3月1日