とある歯科医について
私事ですが、先日一年間にわたった歯の治療が終了しました。
フィステルというおできのようなものが歯茎にできていて、
取り立てて痛いわけでもないので、ずっと放っておいており、
しかしその歯科医は、
併せて、(その歯科医に行った直接の動機である)
彼は「歯医者がつくる歯の病気がある」と前置きし、
また、ブリッジや差し歯はしょせん自前ではない、
そんなことを私のレントゲン写真を他の患者の写真と比較したり、
そこには一貫して、決定するのは患者、
しかし、決定するための判断材料は十分に提供する。
写真だけでなく、
私は、これは信用できそうかな、と思いながらも、
治療が始まると、エクストルージョンもフィステルの治療も、
フィステルの治療など、歯の奥を機械なしの手作業で掻き出し、
作業の時の彼の「ふーっ」という息遣い、
毎回彼は、治療箇所の経過を聞いてくれました、
また、診療の開始時間は正確で、
そんなことを進めていくにつれて、
「患者の生活に思いを馳せた心意気」と私は呼んでいますが、
考えてみれば、何ヶ月も歯をほじくる疲れる作業をしたり、(
でも、今後も続く患者の人生に思いを及ぼせば、
(
また、彼はおそらく、
あなたがやる気なら、わたしもきっちりやらせてもらいます、
お医者任せというベタッした関係はなく、
治療の終盤、私が「先生の初めの意図がよく分かった、
その中で、印象に残った一言は「僕はいつも悩んでますよ、
2016年7月7日