「あ、そうか!」体験へのプロセス④対話
すでに「ハラが座」って、本来の自己たる(b)
そのためには、(a)は(a)、(b)は(b)
実際、親等「他人」の価値観で生きてきたのですから、
そうしてはじめて正体不明の(A)と(B)
しかしながら、自分のなかに「二つ」の自分があることなど、
その認識に到達する手立てとして考えられるのは、
ひとつは、古代ギリシア等からの哲学対話、ロゴス(対話)
そんなことを訓練して身につけている場合です。
ふたつ目は、仏教など古来からの知恵です。
自力と他力、自然(じねん)
ちっぽけな自分((a)にあたる)と大いなる自然・仏((b)
このふたつは、心理カウンセリング以前の、というか、
人生の過程で少しでもこういう雰囲気に触れたことのある人は、
しかしながら、こういう「体力」のある精神活動を養えない、
みっつ目は、精神分析などの心理学です。
構造としては、カウンセラーとクライアント((b)の部分)
哲学的対話、宗教、心理学、いずれも本質は同じです。
精神の危機にあるその人の全人生・全経験を動員して、
2016年9月25日