何歳まで生きると思っていますか?
前回書きました価値観の体系。
今日は、その中の「お金」を入り口にして、具体的に我々の生活や人生を考
自分の生活や人生に必要なお金をきちんと考える過程で、
お金のかかる生活をしている人は、そのぶんだけ仕事をしてお金を
しかし、生きるために必要なお金というのは、その人の生き方に応
まず、長いスパンで生き方のスタイルを考えてみます。
自分が病気になって入院した時のことを心配する人は、民間の医療
そんな人は普段から健康に気を使っているので、会社から案内がく
健康に気を使うことは必要だと思います。
民間の保険もお金に余裕があるなら、入っておけば安心は出来るか
ですが、我々はいずれ死にます。
人間は元来無一物、裸で生まれ裸で死んでいきます。
民間の保険に入っていても、入院したとき個室に入るだけのお金が
がん保険に入っていても、医者には抗がん剤を勧められて、
あるいは、高齢になって身体が衰弱したとき、病院で人口呼吸器をつけて延命されたり、胃瘻で強制的に栄養を取らされてまで、生きながらえようと思いますか。
具体的には、医療や保険に何を期待できるのでしょうか?
つまり、病気について我々が不安を感じて(巧妙に不安にさせられ
しかし、病気についての保険や医療の「商品」は巷にあふれている
たいていの人は、けっこうな金額の保険料を何十年にわたり払い続
私は、その現象が、一流大学→一流企業に入れば幸せが約束される
保険や医療を利用すれば死や病の苦しみから逃れられると勘違いし
そこには、自らの思考を停止して、なにものかに自分の人生を預け
でも当然のことながら、自分の人生なのだから、自ら感じ思考して
人任せ思考は周りに合わせておけばいいので一見ラクなのですが、
人任せ思考から離れる勇気=自分の人生を歩む覚悟を持つことが必
ちなみに、私の経験上、心身が健康な人ほど医療や保険にはほとん
健康になってゆく過程で、自分の身体感覚や人生の
言い換えると、医療や薬というものは、自ら治ろうとする姿勢(これは自分の人生を歩む覚悟と全く同質のものです!)があってはじめて役にたつもので、補助的なものに過ぎない。従って補助的なものに継続的に多額のお金を払うことはなくなるのです。
このように自分の健康に関するお金について考えてくると、老いて
(前回書きました価値体系の①−2moneyを使って考えると、より大切な上位価値の①Lifeがハッキリとしてくるのです)
長いスパンでみて、自分の人生はどうありたいか、何が一番大切で
その過程で自ずと余計なものは削減されて、人生が洗練されてきま
そして、必然的に、健康には自分らしい人生を送ることが何よりの
次回もお金と人生や仕事の関係について書きます。
2017年1月23日