心についてのメモ書きーうつ等からぬけた人⑤

自然の感覚が甦る

よく眠れるようになることは、なによりの安堵感であり、生きるエネルギーを作り出してくれます。

快眠とくれば、快食、快便ときます。

これらはココロとつながったカラダ=生き物としての基本要素です。

 

では、なぜ心地よく眠れるようになったのか。

それは、その人なりの生き方を生きることができるようになったことでココロが活性化し、それが即座にカラダに伝わって、「三快」に代表される生命体としてのよろこびを取り戻したということです。

 

自然に親しみを感じるようになった、というのも回復後にはよく聞くことですが、これとて三快と同じようなことで、そもそもカラダ自体が自然であり、それが活性化してきたことで、自然の色々な現象を美しいとか、気持ちいいとか、有り難い、など「自然と」自然に感応し合っている。

要は生命体として本来の姿になっているということです。

 

こうなると、あたまでっかちさとは無縁になりますから心身一如の境地、言い換えるとアタマ・ココロ・カラダが臨機応変にバランスをとることができる境地になってきて、かなり生きやすくなってきます。

 

ついでに言うと薬や医者に懐疑的になる方もでてきます。

人間(医師の人となり)の雰囲気や言動に敏感になるというのもありますが、

生命体として心地よく生きると、免疫機能が活性化されて健康でいられるために、自分にとって薬の不必要性を感じる人もいるのです。

 

免疫機能の中枢は、脳の海馬や扁桃体にあると言われていますが、情動機能(ココロの働き)も海馬や扁桃体にあるとされていますので、ココロとカラダの密接性が裏付けられている気がします。

 

そのうち薬の存在自体に疑いを持つようになったりする人もいますが、ここは理性も働かせて判断したいところではあります。

 

2018年9月11日