カウンセリング勉強会開催について

6/28追記 残枠1名となっています。

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心理カウンセリングについて、こじんまりとした雰囲気の中での勉強会のようなものを開催致します。

 

目次は下記の通りですが、参加者の現実的な関心がある項目についてレクチャー無しで質疑応答、ディスカッションから入ることもOKです、インターアクティブ(双方向・対話)な場にしたいと思います(参加者には詳細な目次・参考図書等を後日送付致します)。

 

内容は伝統的な精神分析をベースにしますが、技法や理論のみならず、人間の在り方・生き方についての本質的な理解を深めようとする姿勢に重点を置きたいと思います。

 

①開催日時:第一回8/24(土)、第二回9/28(土)、第三回10/26(土)、第四回11/23(土)、第五回12/21(土)いずれも14:30〜17:30

 

②場所:カウンセリングルームさとう(足立区・東京メトロ千代田線綾瀬駅徒歩8分)※参加者には別途住所の詳細をお知らせします。

 

③対象:

a)過去に当ルームのカウンセリングを受け、現在基本的に回復している方

b)当ルームが招待した方

c)上記a)b)の方からのご紹介者

 

④参加条件:基本的に第一〜第五回全て参加可能であること

 

⑤参加費:500円/一回

 

⑥定員:4名(最小催行3名)

 

⑦お申込み方法:

・当ルームのメールアドレス宛にお名前、電話番号、勉強会参加希望の旨をお送りください。折返しご連絡致します。

・当ルームのアドレスが分からない場合は、当ルームのホームページ「ご予約・お問い合わせフォーム」より、お名前、メールアドレス、電話番号(その他の欄は適当な文字を入力ください)、及び「ご質問・お問い合わせ」欄に「勉強会参加希望」の旨をご記入・送信ください。

・ご紹介者がある場合は、「紹介あり」の旨だけ(お名前やアドレス等の個人情報は書かないで下さい)合わせてご記入ください。ご紹介者のお申し込み方法につき別途ご連絡いたします。

 

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カウンセリング(精神分析)について

目次

 

1、カウンセラーということ

・カウンセラーになるきっかけ、動機の大切さ

・カウンセラーの専門性、非専門性/利他のこころ

・人間が人間に影響する/人間は何により変容するのか

 

2、人間ということ

・脳の三層構造/言葉の出現

・無力な期間が長い/「社会的」動物

・自己治癒力

・資質

  

3、カウンセラーの基本トレーニング

・自分を分かる、気づいている

・五感を磨く、直感を感じる

・言葉に敏感になる

・カウンセリングを受ける

・アイデンティの破綻と再生

・師と仲間と良書(実践と知識の両輪)

 

4、カウンセリング(精神分析)の人間観

・本来の自己

・本来の自己が歪められる 

・防衛の諸形態(抑圧、取り入れ、投影、隔離、合理化他)

・内向タイプと外向タイプ

・病態水準の諸形態(神経症水準、人格障害水準、精神病水準)

・変容の過程

 

5、セッションにあたって

・ホスピタリティ

・距離感

・調度品、小道具

  

6、セッションの流れ

・歴史の長さ、深さの推測

・カウンセリングの説明

・自由連想の説明 

・治療契約

・離魂融合、ペーシング

・「骨格」を抽出する

・「分かってもらえそう・もらった」感

・クライアントが自分で気づくように

・洞察・共感

・しばしば、まとめ/目的/進歩等を確認

・ドアノブ効果ー言い残し=心残り

 

7、セッション・対話のコツ

・クライアントの資質・本来の自己をみる

・メタファー/ポエジー的感性で全体感をつかむ

・精神構造は雰囲気・味わいに現れる

・二者関係→三角の関係にする

・葛藤構造、命名

・直面化

・カウンセラーよりもクライアントが忙しくなるように

・セッションは即興、一期一会

・リフレーミング(言葉の手垢を落とす)

・心理教育ー知識は大事

・夢ーセカンドオピニオンの参照

 

8、気をつけること等

・セッションは臆病に

・トラウマについて

・嗜癖(依存症)について

・共感の難しさ

・a-ha体験

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2019年6月26日 カウンセリングルームさとう