強迫性について⑦

私の強迫性体験その1

ここで、私佐藤の比較的最近の体験を書いてみたいと思います。

 

ちょうど今頃の時期、夕方になると肌寒い日がときどき出てくる時分でした。

 

私は、Tシャツとトランクス一枚でのんびりしていたのですが、午後遅くなるにつれ、気温がだんだん下がってきているようでした。

 

家人が外出中でしたが、もうそろそろ帰ってくるかなというタイミングでもありました。

また、帰ってきた家人と会話して、もしかしたら私が買い物に外出する必要があるかもしれないという状況でした。

 

その時の私の気持ちは次のようなものでした。

 

「寒くなってきたかな?でももうすぐ家人が帰ってくる。(寒さ対策の為にもう一枚家着か外出着を着るかと考える前に)いやいやまだそれほど寒くない。※そのまま何も着ないままでしばらくいた。」

 

ですが、しばしそのままでいる最中に突然ふと気づきました。

「俺はいま寒いという自分の感覚をなかったことにしようとしている、これは子供の頃からやっていたな」

 

リアルタイムに自分の強迫性に気づいたこの感じ。

これは私にとっては、けっこう大きいものでした。

 

気づいた直後、私は迷わずもう一枚家着を着ることができました。

着るとやはり暖かい、着て良かったと思いました。

 

次回は、この私の強迫性の中身を説明してみます。

 

2021年9月24日 佐藤